アダルトチルドレン・カウンセリング|自分を縛り付ける役割からの解放

担っていた役割への気づきから回復は始まる。

アダルトチルドレンが担ってきた役割のイメージイラスト
アダルトチルドレンが担ってきた役割

●アダルトチルドレンを縛り付ける役割の存在。

 アダルトチルドレン(以下ACと称す)とは、子供の頃に受けた心の傷が大人になった今でも癒えずに、主に人間関係問題で苦しみが生じている人たちの事を指します。今でも過去に縛り付けられている状態が続いているのです。その縛り付けているものの中に「子供の頃から家族の中で演じ続けていた役割」というものがあります。本人は気づかずとも、その役割を現在の人間関係の中でも続けているのです。そしてそれが苦しみを生む要因にもなっているのです。ここでは、アダルトチルドレンの概念を提唱した社会心理学者のクラウディア・ブラックの考え方を基にアダルトチルドレンの方の抱える役割について解説いたします。

※詳しくは→※アダルトチルドレン

●アダルトチルドレンが縛り付けられる主な役割とは?

 ACの方が子供の頃に演じてきた(演じることで生き延びてきた)役割として代表的なものに以下の4つが挙げられます。

①責任を負う子

親が大人としての責任や役割を果たせない場合、子供が大人の役割を担うようになります。本来、親が担う責任を自分の責任のように感じて、何か悪いことが起きると自分とは関係がなくても自分の責任のように感じるようになってしまうのです。

②順応者

親の怒りなどを買わないように、刺激しないように自分の要求などを押し殺して、周囲に合わせる順応者の役割を演じます。そうすることで被害を被らないように身を守るのです。自分の意見を言ったり、要求することに恐れや罪悪感を抱くようになってしまいます。

③なだめ役

両親を含めた家族関係がぎくしゃくしていたり、不仲であったりするとその緊張関係を和らげるために、なだめ役を演じるようになります。おどけてみせたり、慰めるような言葉をかけたりして家族関係の安定を図り、自分が受ける苦痛を和らげようとするのです。その結果として、周囲からは好かれたり、関心を持ってもらうようになることがあります。そうなると、他者から良い評価を得られなかったり、関心を持ってもらえないと不安や恐れを感じて人に媚びたりご機嫌を伺うようになります。

④問題児

家族関係が険悪であったり、親が切れやすかったり、家庭内に怒りの感情が漂っていたりすると、そのフラストレーションを問題行動に移すことで発散しようとします。同時にそれは助けを求めているサインでもあるのです。問題児として見られる事になるのですが、それでも関心を得られないよりはまだましと感じてしまうようになるのです。

●役割りへの囚われに対するウェッピーカウンセリングルーム日野・東京での取り組み。

 自分が抱えている役割の囚われから生じる苦しみからの解放のためには、自分がどの役割を演じているかへの気づきがまずは必要になります。担ってきた役割は複数にまたがることもありますが、まずは一つ一つを丁寧に探っていき、自分にはどの傾向が強く見られるのかを見ていくことが肝要です。当カウンセリングルームでは、クライエントの方がどのような家族関係の中で生きてきたのか、そして現在の人間関係で生じる問題がどのような相手、どのような状況の時に起きるのかを丁寧に見ていくことでご自身の役割傾向を探り出していきます。役割はご自身が生き抜いていくために身につけてきたものです。そこには良い面も含まれます。例えば、「責任を負う子」に関しては「主体的に行動できる」、「リーダーシップを発揮できる」などの良い面が考えられます。ただし、行き過ぎると「人に任せられない」、「自分と違う意見を受け容れられない」、などのように過度に負担を背負ったり、人間関係に摩擦が生じたりしてしまいかねません。活かせるところは活かし、生きづらさとなる部分は和らげるように取り組んでいきます。

 併せて、ACとして役割を担うことになった過去の傷つき体験にもフォーカスしていき、根本的な心の痛みを癒すことで、役割へのこだわりが自然に和らいでいくようにアプローチしていくのです。それらを包括するのが弁証法的行動療法(DBT)で、当カウンセリングルームの柱となる心理療法です。

※詳しくは→弁証法的行動療法(DBT)

●自分と向き合うのは痛みも伴うことが・・、その痛みに寄り添いながら共に歩かせていただきます。

 自分と真摯に向き合うということは、苦しくて蓋をしていた部分にも向き合うということでもあるのです。特にACの方のように幼少期に辛い経験をされた方は、思い出すだけでも心の傷がうずく方もいらっしゃるでしょう。でも、心の傷を癒していくためには、その傷と向き合うことがどうしても求められるのです。当カウンセリングルームではカウンセラー自身もACとしての傷を抱えてく苦しみ、乗り越えてきた経験を持ちます。その経験を持ってクライエントの方の心に寄り添ったカウンセリングを理念としています。共感と理解の中で安心して過去を話していくことで多くの方が回復の道を歩かれています。カウンセラーはその道を共に歩かせていただく伴走者でもあるのです。

 自分もアダルトチルドレンかもと思われたり、そうでなくても人間関係などで生きづらさを感じている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にお問合わせやご連絡をいただけたらと思います。あなたが自分らしく自由で幸福な人生を歩んでいかれる一助になれましたら幸いです。あなたの心が癒されることを願って。