認知行動療法:自分を苦しめている心の癖からの解放

自分を苦しめている「考え方」をより健康的な考えに上書きしていくことで、行動が変わり、生き方が楽になっていく。

●認知行動療法(CBT)とは?

 認知行動療法(CBT)は、自分の考え方の癖に気づき、それが生きづらさの要因になっているのであれば、それに変わる新しい考え方を身につけていくための心理療法です。アメリカの心理学者、アルバート・エリスとアーロン・ベックが提唱した心理療法で、日本を含めて世界中で効果が認められ、広く用いられています。

●自分を苦しめている考え方の癖とは?

 ここでいう考え方の癖とは、心理学で言う「自動思考」のことです。自動思考とはその名の通り、瞬間的に頭の中に浮かぶ考えであり、自分ではコントロールすることが出来ません。そして、その思考と共に生じる感情があります。苦しみとなる感情には、恐れ、怒り、悲しみ、の感情などが挙げられます。そして、その苦しみから自分を守るための行動が生じるのです。しかし、その行動がさらに自分を追い込んでいく結果になりやすいのです。

 例えば、アダルトチルドレンの方のように、子供の頃に、親からの否定、威圧的な態度、拒絶された経験などを持つと、「人は、自分を傷つける存在、見捨てる存在、だます存在」との信念(スキーマ)を獲得して、その信念に基づいた思考が瞬間的に生じるようになります。自分とは関係の無いところで不機嫌になっているだけかもしれない人に、それが自分のせいのように感じられたりします。恐れから相手に媚びるような態度を取ってしまったり、反対に攻撃するような態度を取ってしまうことになりかねないのです。また、過干渉(過保護)を受けると、不健康な人への依存心が身についてしまう事もあります。その場合も、相手は普通の態度を取っているつもりでも、無視されている、嫌われている、などのように受け止めてしまい相手との関係が悪化してしまうことも考えられるのです。

※アダルトチルドレン

●認知行動療法(CBT)に対するウェッピーカウンセリングルーム日野・東京での取り組み。

 当カウンセリングルームでは、認知行動療法のワークシートを用いて、カウンセラーとの対話を通して、ご自身の自動思考、感情、行動の傾向を分析していきます。そして、自分を苦しめている考え方がわかったら、その考えに代る自分を楽にするための考えをカウンセラーと一緒に考えていきます。その考えに伴う行動についても考えて、生活場面で実践していくことで、自動思考が自然に変化していくのです。ただし、従来の自動思考が生じる要因となっている「心の傷」が深く、感情面が特に傷ついている場合などは、思考に働きかけるだけでは不十分の場合もあり、その場合は当カウンセリングルームのベースとなる弁証法的行動療法(DBT)を用いて、色々な角度から生きづらさからの解放に向けて取り組んで参ります。

 また、当カウンセリングルームのカウンセラーもまた、アダルトチルドレン当事者としての生きづらさを抱え、克服してきた経験を持ちます。その経験を持って、クライエントの方の気持ちに寄り添ったカウンセリングへの取り組みを理念としています。人間関係で悩んだり、生きづらさを感じたりしている方がいらっしゃいましたら、お一人で苦しまずにぜひお気軽にお問合わせやご相談いただけたらと思います。あなたの心が少しでも癒されることを願って。

※弁証法的行動療法(DBT) ※お問合わせフォーム

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