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職場での人間関係の問題で悩まれている方へ

モラハラを受ける苦しみから抜け出し、自分を取り戻すために。

●職場の人間関係において苦しみの要因として多いものは何でしょう?

 集団の中での人間関係の苦しみにも様々なものがありますが、職場のように上司部下の関係や先輩・後輩の関係がある場において多い悩みは、モラハラ、パワハラ(セクハラを含む)のようなハラスメント行為ではないでしょうか。職場に行く限り、否が応でもその人間関係に直面しなくてはならず、ハラスメントを受け続けることで抑うつ状態になって、退職に追い込まれるようなケースも少なくはありません。

●ハラスメントを行う人の心理とは?

 ハラスメントを行う人の心理で多いのは、相手を蔑んだり支配することで優越感に浸りたいとの思いです。この様な相手は、相手の非を見つけて正論で追い込むのが得意であり、相手の反論は全く受け付けません。相手に負けることは自分にとってはあってはならない事なのです。ですから、負けそうな相手には関わろうとはしません。劣等意識を感じたくはないからです。負けそうな相手と言うと、ハラスメントを受けている立場の人からすると気を悪くされるかもしれませんが、「争いを好まない人、気の良い人」という意味で捉えてもらうといいかもしれません。そのような人をハラスメントを行う人は嗅ぎ分けて接近してくるのです。

●ハラスメントを受けやすい人の心理とは?

 ハラスメントをする人から離れるために職場を変えることも決して間違えではありません。状況が許すのであればそうした方が良い場合もあります。なぜなら、相手を変えることは出来ないのですから。ただ一つ言えることは、どの職場に移ってもそのようなタイプの人間がいる可能性は高いという事です。例え今はいなくても、後から入ってくることも考えられます。

 そこで視点は相手ではなく、自分に向ける事も大切です。もし、職場を変えてもハラスメントを受けることを繰り返しているような場合はなおさらと言えるでしょう。それでは、ハラスメントを受けやすい人の心理とはどのようなものでしょうか?それは自己肯定感の低さが影響している可能性が大いに考えられます。自己肯定感が低いと他人からの評価に振り回されやすく、人から受けた言葉がとても気になってしまいます。相手に認められようと努力するようになります。でもそれは、自分の成長のためと言うよりは相手の評価を受けたいがためのものであることが多いのです。ハラスメントをする人はそのような人の心理を利用してゆさぶり、コントロールする術にたけています。無意識的に行っていると言っても過言ではありません。罪悪感などは微塵も感じていないのです。

●自己肯定感の低さにはアダルトチルドンが影響している可能性があります。

 アダルトチルドレン(以下ACと称す)とは、子供の頃に養育関係の中で受けた心の傷が大人になっても消えずに、痛みを感じている人たちの事です。子供の頃に親から否定されたり、気持ちに寄り添ってもらえなかったり、あるいは激しく叱責されたり、過干渉で口出しばかりされてると、自分を愛する気持ちが育たずに常に周囲の顔色を伺うようになります。これは子供の責任ではなく、自分を守るために身につけた術なのです。過保護で育った場合もプライドばかり高くなってしまい、真の自己肯定感は育まれません。このプライドが自分を傷つけることになるのです。もし、このACとしての症状がハラスメントに合う事と関係が深い事に気づいたら、どのように対処すれば良いのでしょう?

●ハラスメントの苦しみに対するカウンセリング取り組み。

 ハラスメントを受けている人の心は疲弊して傷ついて痛んでいます。まず、その痛み、苦しみを思いのままに話すことが大切です。話すことで少し痛みが和らぎます。その上で相手との出来事を通して、自分の心理状態を掘り下げて見ていきます。見ていくとACとしての傷の存在が浮き彫りになって来ることがあります。すると、その傷がハラスメントを受けている相手に対してどのように反応しているのかが見えてきます。子供の頃の言えていない傷を修復していくことで相手への反応が変化していくのです。自分が変わっていくと、相手との関係性も変わってくるのです。

 ACとしての思考や感情を使わずに、本来の自分であればハラスメントに対してどのように反応したらよいかなどもカウンセラーと一緒に考えていきます。本当の自分の気持ちに気づき、自己肯定感が育ってきたら相手に対して毅然とした反応を返せるようになっていくでしょう。すると、相手の態度も変化してくるかもしれません。

●集団の中での苦しみにもアダルトチルドレンとしての痛みが。

 ハラスメントを受ける苦しみの他にも、職場のような集団の中での苦しみに同調圧力のストレスから生じるスケープゴートがあります。同調圧力とは集団はみな同じであるべきと言う考えで、スケープゴートはそのストレスのはけ口としてのいじめや排除行為のことを指します。このスケープゴートの対象にもACの人はなりやすいのです。

 なぜ、周囲に必要以上に気を使うようなACの人がスケープゴートの対象になってしまうのでしょうか?過剰に周囲に気を使う人は、モラハラ的なタイプの人から見たら明らかに優位に立てる存在で、いじめなどの対象になりやすいのです。そして、モラハラタイプの人間は一見強いので、周囲の人もその人に同調しようとする力学が働きます。まさにACの人がスケープゴートの対象にされる構図がそこにあります。

 そこで求められるのがやはりACからの回復、つまり適切な自己肯定感を育てるという事です。ACの心の傷は子供の時に受けたもので、それだけ深いものがあります。また、ACの方に見られる傾向として自分はそんなに傷を負っていないと思っている事が挙げられます。たしかに、過去の辛い思いは時間の経過とともに薄れているのかもしれませんがその時に受けた恐怖などの感情は、心と体の奥深くに眠っているのです。眠っているだけで消えてはいない、モラハラをするような相手と出会ったり、スケープゴートの対象になったりすると、一気にその痛みは現実のものとして再現されるのです。ACからの回復のためには、自分が受けた傷を自分で認めてあげることから始まっていくのです。

●職場での苦しみ、集団の中での苦しみなど感じていたら、一人で苦しまずにぜひ一度ご相談ください。

 当カウンセリングルームではカウンセラー自身もACとしての生きづらさを抱えて、克服してきた経験を持ちます。その経験も活かし、今苦しんでいる方のお気持ちに寄り添う事を理念として、人間関係で苦しんでいる方たちに有効な心理的アプローチやプログラムを提供しています。多くの方が自分を苦しめている心の傷への癒しと、健康的な人間関係の構築に向けて歩んで行かれています。あなたも、職場も含めて人間関係で苦しんだり、悩んだりしていたらどうかお気軽にお問合わせ・ご相談いただけたらと思います。あなたが、人間関係の苦しみから解放されて、自分らしく自由な生き方を選べるようにお支えすることが出来ましたら幸いです。

●さらに詳しく知りたい方は、併せて下記のブログをご覧ください。