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親子関係・兄弟・姉妹関係など、家族間での人間関係において悩まれている方へ。これらの関係、特に親子関係は最も濃く影響のある人間関係とも言えます。乳幼児期から子供時代にかけて人は無力です。養育者の世話を受けて成長していくのです。その関係において人間関係で最も大切な、人を信頼する心や自分を大切に想う気持ち(自尊心)を獲得していきます。しかし、何らかの問題でそれらが得られないと、それが大きな壁となってその後の人生における人間関係でずっと苦しみ続けることになります。このように親との関係で影響を受けた傷や痛みが大人になっても、影響しつづけている状態をアダルトチルドレンと言います。あらゆる人間関係の要因となっている障壁です。
親子間の苦しみは子供が成長してからも続き、親の支配から抜け出せなかったり、親から受け取れなかった愛をずっと求め続けたりと、苦しみ・葛藤はずっと続いていきます。そして、親の方も子供が成長して大人になっても、子供の自立を認めて手放すことが出来ずに葛藤することがあります。自分の支配下に置いておかないと不安でいられないのです。それが愛だと思い込んでいるのです。この様な関係を共依存関係・もしくは母子一体性、母子カプセルと呼んだりすることがあります。なぜ、母子かと言うとその結びつきは母と子、特に娘との関係において見られやすいからです。もちろん、父との関係や息子との関係でも生じます。この苦しみは負の連鎖と言って、世代を超えて続いていく可能性がとても強いのです。親もまた、自分の親との関係で苦しんできたのです。その影響が自分の子供に対して生じているのです。
そして、共依存の苦しみは時として親の介護問題にまで影響を及ぼし、その苦しみがゆえに悲しい事件にまで発展してしまう事もあり得るのです。
家族間の関係の苦しみは、親子関係だけでなく、兄弟・姉妹の関係でも見られます。特に姉妹関係は色々複雑な感情が生じやすく、そこに母親との関係も絡んで葛藤が生じて苦しみが増すケースが多く見られます。親子だけの枠を超えて、家族というシステムの中での孤立感や疎外感を感じるケースもあります。その痛みは、家族の中を巣立っても消えることはないのです。
そのような深い関係性における苦しみにどのように対処していけばよいのでしょうか。カウンセリングにおける心理療法では、苦しみのおおもとにある傷や痛みを探すところから始めていきます。その傷や痛みが見えてきたら、それを取り払おうとするのではなく自分に寄り添うような気持ちで、癒しのワークへと取り組んでいきます。苦しかった出来事や感情をありのままに語りつくしていくこともとても大切なステップです。時として痛みを感じる事もありますが、それもまた回復に向けてとても大切なステップなのです。カウンセラーはあなたの心の痛みに寄り添いながら、無理をしないように一緒に回復のための道を歩かせていただきます。あなたが自分を苦しめている思考や感情が見えてきたら、それらを否定せずにあなたがより楽に感じる考え方がないかなども一緒に考えていきます。あきらめずに、根気よく丁寧に取り組むことで多くの方が家族関係の苦しみから解放されていく姿を見させていただいています。
親子・兄弟・姉妹関係も含めて人間関係に悩んでいたり、もしくはカウンセリングに対するご相談・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。あなたが、苦しみから解放されて新しい人生を歩まれていく一助になれましたら幸いです。