家族間での人間関係の問題とカウンセリング

 夫婦関係・親子関係・兄弟関係など、家族間での人間関係において悩まれている方も多く見られます。特に家族関係はお互いに精神的な距離が近く、他人であれば割り切れる問題でも、家族関係においては割り切れず感情的にも苦しむ傾向が強いです。

 問題の大元には、やはり幼少期や子供時代の生きてきた環境や体験が影響している可能性が強いです。

 子供の時に親から虐待を受けてきて、自分が親になったら絶対に虐待などしないと心に誓ったはずなのに気がつけば同じことを子供に対してしていた(虐待の連鎖)。父や母を憎んでいるはずなのに、同じようなタイプのパートナーと一緒になった。また、パートナーに親と同じように自分に接することを求めてそれが得られないと怒りとなって相手にぶつけてしまう。子供と自分を同一化して親の考えイコール子供の幸せと考えて口を出さずにいられず喧嘩が絶えない。

 また、お互いに離れて暮らしていても、相手のことが気なって心配で仕方ない(共依存関係)など。

 他にも発達障害や神経症、認知症など障害をお持ちの家族に対する接し方がわからずイライラしたり時にはキレてしまうなど様々な人間関係問題が家族関係においては生じます。それが、閉ざされた家という生活空間で起きると逃げようがなく時には、生命にかかわるような悲しい事件に結びついてします事もあります。

 カウンセリングでは、家族を取り巻く環境なども客観的に捉えながら、認知行動療法や弁証法的行動療法・交流分析など現在の問題に対して改善を促す心理療法に加えて、過去の体験を話すことによって過去の傷ついた心を癒し、自分の力でより健康的な生き方への気づきを促す来談者中心療法やマインドフルネス療法など、ご一緒に相談しながらより適切な心理療法を組み合わせて解決の道を目指していきます。ご相談・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。