その苦しみの奥底には幼少期におけるストレスフルな体験が影響していることが考えられます。例えばアダルトチルドレン(AC)や複雑性PTSD(トラウマ)などの心の傷が存在しているかもしれません。そして、2次障害としてのアルコール依存などのアディクション(依存症)が加わりさらに生きづらさが増しているかもしれないのです。
まずは、その苦しみの根っこにあるものへの「気づき」が苦しみからの解放の第一歩となります。ただし、今まで蓋をして見ないようにしていた心の傷と向き合う事にもなるので、一人で取り組むとさらに苦しみが増してしまう可能性もあります。カウンセラー自身も同様の苦しみからのリカバリー(回復)を体験しているので、対人関係で苦しんでいる人の気持ちや心の傷に共感することができます。クライエント(相談者様)の気持ちに寄り添いながら、無理のないように丁寧に回復のお手伝いをしたいと心から願っています。
人間関係で生きづらさを感じている方がいらっしゃいましたら、一人で苦しまずにぜひ一度お問い合わせいただけたらと思います。共に生きづらさからのリカバリー(回復)の道を歩んでいきましょう。
機能不全家族の中で育ち、傷ついた心を抱えたまま大人になった人達です。幸福感が無く、漠然とした不安感、緊張状態の中で生きることに。
長期に渡って虐待やいじめなどのストレスを受けることによるPTSD症状。対人不信、恐怖など人間関係において様々な苦しみが生じる事に。
母親との関係が希薄な中で育つと、心に空洞が出来たまま成長することに。それを恋愛、SEXで埋めようとするケースも。
不安にも様々なものがありますが、人間関係の苦しみでは「見捨てられ不安」が根底に存在している事が考えられます。
他者の気持ちを想像しづらい、見通しが立たないと不安、周囲のことが気になるなどの特性から生きづらさを感じることも。
人間関係における苦しみから生き延びるために、アルコールや薬物、ギャンブルや異性などへの依存を手放せなくなった状態です。
相手との境界が引けずに、思い通りにコントールせずにいられない。苦しいのに離れられない関係。母子、夫婦、恋人関係などで見られます。
気分の落ち込み、消えてしまいたい、など抑うつ的な症状の要因にはストレスの影響が。ストレスは身体と心を蝕んでいくのです。