絵画療法は、絵画やコラージュ(貼り絵)などを通して、言葉だけでは表せない心の状態を探っていきます。言葉や文字だけでは気づけなかった深層意識に気づき、それまでもやもやしていたことがスッキリするカタルシス効果(心の浄化)が得られることもあります。
ただし、絵画などは見る者によって受け止め方や感じ方が違うので、その時の相談者様の状態によっても感じ方が違う場合があります。ご本人も気づけなかった自分と向き合うこともあって動揺する場合もありますので、相談者様同意の上にカウンセラーとの信頼関係の元に行います。
絵画療法は、メインで行う心理療法としてではなく、話をするのが気が進まないときや行き詰った時、気分転換したい時など、セラピー的に行うと良いでしょう。ご本人が絵を描くのが嫌いだったり、創作が苦手とおっしゃる場合には用いません。あくまで、相談者様がやってみたいという場合にカウンセラーとの信頼関係に基づいて行われる心理療法です。ご相談・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。