カウンセリングに関してよくあるご質問

カウンセリングに通う期間はどのくらいですか?


●悩みのおおもとにある傷の深さで違いが生じてきます。

 カウンセリングに要する回数や期間は、クライエントの方の悩みの深さや状況によって違いが生じますので一概にどの位とは申し上げられません。割と表面上の問題で、今直面している問題や状況に対する対処法や考え方の提案などで対処できる場合は、数回程度で良くなる場合もありますが、大抵のケースでは、悩みの本質にアダルトチルドレン複雑性PTSD愛着障害などのような、幼少期や子供時代、生育歴における心の傷が潜んでいることが多いのです。その場合は時間をかけて丁寧に根気よくご自身の内面に向き合っていくことをおすすめいたします。

●目指すのは自分の中の解決する力を養うこと。あせらず、丁寧に。

 また、ご自身の心の傷の深さに気づいていない方も多く、少し楽に感じられた時点でカウンセリングを受けることを止められる方もいます。そして、しばらくしてまた苦しみが再炎して戻ってこられる方もいらっしゃいます。カウンセリングで大切なことは、丁寧にご自身の内面と向き合い、ご自身の内に問題を解決する力を養っていくことにあるのです。そのためにも、時には数年単位であせらず根気よくカウンセリングを受けられることをおすすめいたします。ただし、どのくらい通えばよいのか先の見通しがつかないと不安が生じることも十分理解できます。そこで、最初に何回かくらいおおよそのところを決めて受けていただいて、その中で改めて考えていただいてもよろしいかと存じます。カウンセリングを行っていく中で、カウンセリングに対する思いや希望、そしてご自身がどのくらい変化を感じているかなどをよく話し合い、カウンセリングをお受けになる頻度なども調節して無理なく自然な感じで先の見通しを図っていくのが理想かと思われます。

●カウンセラーに対して、過去に傷つけられた相手を転移することも。

 時に、ご自身の思ったように回復が進まないと焦りの思いから自分を責めたり、カウンセリングに対する不信感を抱かれたりするケースもあります。特に子供の頃に親や兄弟・姉妹の関係で心が傷ついていたりすると、傷つけた相手をカウンセラーに転移する場合があります。カウンセラーが敵に感じられるようになると言えばイメージしやすいでしょうか。そのこともカウンセラーはクライエントによくご説明しながら相互理解、信頼関係を大切にカウンセリングに取り組んでいきます。このようにカウンセリングを行っていく中で心が揺らいでいくこと(ゆらぎ)は回復のステップに見られることで、順調に回復されているということなのです。ただ、その段階でカウンセリングに対して抵抗感を感じて中止されてしまうと、また元の状態に戻ることも十分考えられるので、先にご説明したことなども踏まえて、相互理解を図ってまいります。

●あくまでクライエントの方の意思が優先されます。大切なのは信頼関係。

 いずれの場合でも、クライエントの方の意思が最優先されるのは言うまでもありません。ご自身の都合に合わせ、無理のない範囲で受けていただき、カウンセリング期間に対しては進捗状況においてよく話し合いながら目安をつけていくことをおすすめいたします。大切なのは信頼関係の中での話し合いです。何かご質問やご相談などございましたら、お気軽にお問合わせ・ご相談いただけたらと存じます。